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38cm ジークフリート K(E)列車砲(K - Kanone (カノーネ、砲の意)、E - in Eisenbahnlafette (アイゼンバーンラフェッテ、鉄道上で搭載の意))は、第二次世界大戦中にナチス・ドイツで開発された列車砲である。元々はビスマルク級戦艦の主兵装として設計されたものの中から余剰の数門が沿岸防衛任務用にドイツ陸軍に移譲され、それを用いている。 == 設計 == この砲は車載状態において左右への旋回能力を持たなかった。この砲が照準するには、鉄道上のカーブした部分を移動するか、フェーゲレ・ターンテーブル(Vögele Drehscheibe、フェーゲレ・ドレーシャイベ)への積載に完全に依存していた。このターンテーブルは、中心部にピボットマウントを持つプラットフォームと円状の軌道から構成され、このプラットフォーム上に列車砲自体が固定された。 プラットフォームの高さまで列車砲を引き揚げるのには傾斜路が用いられた。このプラットフォームは両端にローラーを持ち、端部は360度旋回用の円状をした軌道の上に据えられていた。これには300tの積載能力があり、ドイツの軍籍にある大部分の列車砲のためには十分なものだった。主砲は0度の状態でのみ装填可能で、このため一度の射撃ごとに再照準が必要だった〔Franc,ois, p. 75〕。 == 弾薬 == 本列車砲は標準的なドイツ海軍系統の弾薬を用いた。主装薬は金属製弾薬筒に収められ、追加装薬は別に絹製のバッグに入れられた。砲弾の次に追加装薬から装填された。4種類の砲弾が38 cm ジークフリート K (E)では用いられたが、それらの中には「ジークフリート砲弾」が含まれていた。これは陸軍が開発した特別な長距離砲弾だった。装薬を減装した時には初速920m/sで発射し、射程は40kmだった〔Hogg, pp. 136-7, 242-3〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「38cm ジークフリート K(E)列車砲」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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